monument sign モニュメントサイン
オンリーワンの想いを形に
沖縄県、国の天然記念物「念頭平松」を
もっと身近に。大人も子供も触れて親しめる、
本物そっくりのレプリカを作成。
沖縄県最北端の伊平屋島、推定樹齢250年超と言われる国の天然記念物「念頭平松」が日傘のように枝を広げる「念頭平松公園」。
以前は子供たちが木登りするなど直接触れることができる身近な存在でしたが、樹木保護のため柵の囲いが設置され遠くから見るだけになっていました。
再び親しみを感じてもらいたいという村役場担当者からの相談を受け、「実物と同じ大きさ、同じ質感を備えたレプリカモニュメントサイン」を制作することになりました。
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樹皮をリアルに再現するための型取り。念頭平松自体は触れないため、別な松の木を使用した。
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FRPで切り株を模した本体。念頭平松の実物と同じ大きさを再現。
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工場での制作シーン。リアルな質感と色味を再現するため職人が手作業で塗装した。
戦没者とそのご遺族の想いを形に。
素材選び、書体選び、一つひとつ丁寧に
協力させていただきました。
太平洋戦争末期、沖縄戦において戦死した北海道出身の例を慰めるため、北海道沖縄会が札幌市南区の麓に「沖縄戦英霊記念碑」が建立しました。毎年慰霊祭を開催していましたが、高齢の会員も多くなり、借地で維持管理が困難になったことや、傾斜地という立地が参拝の支障になってきていたこと等を考慮し、札幌市中央区にある札幌護国神社境内の彰徳苑に新たな慰霊碑を建立して、移転することになりました。
アーテックは、戦没者の名簿整理、名刻板デザインレイアウト製作、戦没者名の彫刻や黒御影(インパラブラック)の設置工事をお手伝いさせていただきました。
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戦没者名の彫刻や黒御影(インパラブラック)の設置工事の様子。
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慰霊碑は、献花台付き慰霊碑を手前に、その背後に名刻板を配置。
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戦没者の名前を指で触れ、お祈りすることができるよう、名刻板を主体とした慰霊碑となった。